さて、ホッテントリを狙ってみたのに狙いきれなかったようなタイトルなのですが、本文を要約したより正確のタイトルは、「学生健康保険相互組合(学生健保)から医療給付をもらって、各医療機関月1000円以上、63600円以下のときの医療費 - 1000 × かかった医療機関の数 を貰う」です。
SFCというか慶應には、学生健保というものがあって年間3500円を学費と一緒に学生は支払っています。この学生健保のメインの活動として医療給付があり、これは保険適用の医療費の自己負担分1000円以上を支払ってくれるものです。今回のウラワザ!はこれを使うわけです。実際に僕はこの春に椎間板ヘルニアになってこの制度を使っています。浮いたお金は肉焼いたりしたいんですが、全て病院までのタクシー代に消えるのが悲しいですね。
それでは、実際の制度の利用方法を紹介します……が、その前に「健保の手引き」というものが入学時に配られていると思うので、そちらを参照するのをおすすめします。無くしてしまった場合も事務室で配布されているのでぜひ貰って来て下さい。
この制度を利用するには二つのパターンがあり、慶応義塾大学病院に行くのと一般の病院に行くのに別れます。大学病院の場合は手続きはほとんど不要で、健保の手引きを見れば分かるので割愛します。大学病院には紹介状が無いと5250円取られますが、大学の診療所に行けば紹介状がもらえます。まめ知識です。
二つ目の一般病院、SFC生の場合は大学病院まで大変に遠いのでこちらのほうが圧倒的に利用者が多いと思われます。こちらは少々手続きが複雑で、健保の手引きオンリーでは説明不足です。Web上にも情報が少なく利用者数を減らす意図で絞っているのかもしれません。
一般病院の場合の流れです。
- 診療を受ける
- 医療費領収証明書をかかった医療機関の数だけ、事務室のレターケースから取り出す
- 必要事項を記入し、それぞれの医療機関ごとに領収書を医療費領収証明書にホッチキスして事務室に提出
- 受付カードを受け取る
- 翌月20日に医療費補助が振り込まれる
医療機関は同じ病院でも入院と外来と薬局はそれぞれ別の機関になり、別の証明書が必要となるので注意が必要です。それに加えて1000円を超えないと補助がでないため、毎回薬を貰う薬局が違ったりすると1000円が超えられず、微妙に損した気分になれるので注意してくださいませ。
また本来のタイトルにも書きましたが、63600円以上になると高額療養費が出るため、それ以上の給付はなくなります。接骨院の場合は給付されません。

もうこれで医療費を気にせずじゃんじゃん残留して不健康になれますね!
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